「アダルトサイトを開設したいのですが、海外サーバーの方が制約が少ないのでしょうか?」
「海外サーバーを使えば、無修正コンテンツも取り扱えると聞いたのですが、本当なのでしょうか?」
「海外サーバーの利用にはどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?」
アダルトサイトを作ろうと考えている方々の中には、海外のサーバーでの運営を検討している方もいらっしゃることでしょう。
海外サーバーとは、海外のデータセンターに設置されたサーバーのことで、日本国内で提供されているサービスとは異なる特徴がいくつかあります。
この記事では、海外サーバーでアダルトサイトを運営する際のメリット・デメリットなどについて解説しします。
アダルト可の海外レンタルサーバーを推奨できない理由
要するに、アダルトサイトを運営する場合には、海外サーバーを選ぶのはおすすめできません。
海外サーバーとは、運営会社が海外にあるため、日本と比べて申込みや問い合わせなどの手続きに時間がかかってしまいます。
そのため、国内サーバーで十分な機能が利用できる場合は、海外サーバーは避けた方が良いでしょう。
ただし、無修正動画を扱う場合には、海外サーバーを利用することがおすすめです。
ただし、海外サーバーを利用していても、無修正動画を日本国内からアップロードしてしまうと、法律に違反する可能性があるため、注意が必要です。
アダルト可の海外レンタルサーバーのメリット
②無修正動画を扱える点
③時差を活かした快適な通信
④データ損失の心配がない
➀利用料が安い
海外のサーバーを利用する場合、国内のサーバーに比べて利用料が格安で提供される傾向があります。
なかには数百円からの月額利用料で利用できるサービスもあります。
これは、海外サーバーの運営コストが国内のサーバーよりも低いため、その分を利用料に反映しているからです。
そのため、サイト運用にかかるコストを大幅に削減することができるでしょう。
ただし、海外サーバーを利用する場合には、支払いが現地の通貨単位で行われることに留意する必要があります。
このため、為替レートの変動によっては、実際に支払う金額が割高になってしまう可能性があります。
為替リスクを考慮しながら、料金プランを選択することが重要です。
②無修正動画を扱える点
海外サーバーの利点の中でも特に大きなものは、無修正動画を取り扱えることです。
日本では、アダルト利用が許可されているサーバーでも、無修正動画の扱いは法律によって制限されています。
したがって、無修正動画を扱いたい場合は、法律で認められている海外のサーバーを利用する必要があります。
ただし、無修正動画を扱う際には、管理人も海外に移住しなければならないという点には注意が必要です。
③時差を活かした快適な通信
海外にあるサーバーは、日本との時差の関係から、日本がインターネットを利用するピーク時間でも快適に利用することができます。
平成28年度の総務省の調査によると、日本でのインターネット利用が最も多い時間帯は、18時から23時頃です。
海外のデータセンターを利用する場合、現地の利用者が少ない時間帯に日本がピークに達するため、安定した通信が期待できます。
ただし、海外のデータセンターでは通信速度が低下することがありますので、快適な利用が必ずしも保証されるわけではありません。
この点を理解した上で利用する必要があります。
④データ損失の心配がない
海外では、日本ほど多くの災害に見舞われることが少ないため、データセンターに被害が及んでデータ損失のリスクが起こる心配もありません。
日本では地震を含むさまざまな災害が頻発しているため、データセンターが被災することでデータの消失などを心配しなければならないリスクが存在します。
しかし、海外でも完全に災害リスクがゼロというわけではありませんが、日本に比べて安全な地域が多くありますので、安心してください。
しかし、国内でもデータセンターを複数の場所に分散させるなど、災害リスクに対応するための対策を取っていますので、アダルトサイトを運用する際にも安心して利用することができます。
アダルト可の海外レンタルサーバーのデメリット
②サーバーの運営会社情報は収集が難しいため判断が困難
③コミュニケーションに苦戦する
④支払い方法の選択肢が限られる
➀通信速度が国内のサービスに比べると遅い
海外のサーバーは、通信速度が国内のサービスに比べると遅くなることがあります。
その理由は、海外にあるデータセンターへの通信距離が長いからです。
一方、国内のサーバーは日本にデータセンターが存在していますので、通信距離が短くなります。
この短い通信距離により、通信速度の遅さを心配する必要はありません。
通信速度が遅いと、ウェブサイトを開くのに時間がかかってしまい、利用者が途中で離脱するリスクが高くなります。
たとえば、ウェブサイト内で商品を購入したり、問い合わせをするために必要な情報にアクセスできないと、利用者は他のウェブサイトに移動してしまうかもしれません。
このように、海外サーバーは通信速度が遅くなる傾向にあることから、国内サーバーを選ぶことをおすすめします。
国内サーバーを利用することで、利用者は速く快適にウェブサイトを閲覧したり、必要な情報にアクセスしたりできます。
②サーバーの運営会社情報は収集が難しいため判断が困難
海外にあるサーバーの運営会社についての情報を集めることは困難であり、そのためには運営会社の信頼性やサービスの品質を判断することが難しくなります。
一方、国内のサーバーであれば、ホームページや口コミサイトなどを利用して簡単に運営会社やサービスの評判を調べることができます。
しかし、海外のサーバーの運営会社はもちろん、海外の法人です。
したがって、運営会社を調べるためには現地語を使用する必要があり、国内のサーバーよりも手間がかかってしまいます。
また、口コミを調べる際も、現地の人が利用しているポータルサイトを把握しなければならないため、リサーチには時間がかかるでしょう。
海外のサーバーを利用する際には、運営会社の情報収集に困難が伴うことを理解しておくべきです。
③コミュニケーションに苦戦する
海外サーバーの利用には注意が必要です
海外サーバーは、外国の法人によって運営されていますので、問い合わせやサポートのやり取りは基本的に現地語で行われます。
多くの方は外国語でのコミュニケーションに苦戦することが予想されます。
近年では、翻訳ツールを利用することで、簡単なやり取りは問題なく行えるようになりました。
しかし、翻訳ツールには誤訳のリスクがあり、専門的な内容のやり取りには適していない場合も多いです。
また、言語の違いから問い合わせの手間が増えることも考慮しなければなりません。
もし万が一のトラブルが発生した場合、国内サーバーの方がスムーズに対応できるでしょう。
このような理由から、海外サーバーの利用はおすすめできません。
国内サーバーの方が、安心して運用することができます。
④支払い方法の選択肢が限られる
海外サーバーを利用する上で、デメリットとして挙げられるのは、支払い方法の選択肢が限られることです。
このような状況になってしまう理由は、実は海外への送金が困難であるからです。
つまり、利用者が円滑に支払いを行うためには、クレジットカード払いがほとんどの場合で必要です。
銀行振込やコンビニでの現金払いといった手段は、海外送金の手続きが煩雑であるため、ほとんどの海外サーバーでは対応していないのです。
まとめ
海外のサーバーの利用は、いくつかの利点がありますが、欠点も多く、特にアダルトサイトを運営する場合にはおすすめできません。
ただし、唯一の例外は無修正動画の扱いです。
無修正動画は日本の法律で禁止されているため、アダルトサイトを扱う国内のサーバーでは取り扱うことができません。
しかし、海外のサーバーを使用する場合でも、以下の2つの条件を満たす必要があります。
まず、無修正動画が運営会社の国で合法であることです。
また、現地に住んでいる人がアップロードを行う必要があります。
国内から無修正動画をアップロードすると違法になるため、現地に協力者がいるなど特殊なケースでない限り、実質的には利用者自身が海外に移住する必要があります。
無修正動画を扱うことは困難ですので、一般的には国内のサーバーを使用して法律に従ってアダルトサイトを運営することが賢明です。
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